もう1週間経ってしまいましたが、先週末リバプールに行ってきました。
実は、私、リバプールはなんと4回目(笑)
10数年前の人生初の海外旅行は
「ポール・マッカートニー コンサート イン リバプール」
でした(^_^;)
その翌年、イギリス短期留学中に友達と1回。
去年の夏、イギリスに2ヶ月ほど滞在していた私のところに、母と叔母が
遊びに来たので、その時に1回。
もちろん、その3回とも「マジカル・ミステリー・ツアー」(ビートルズ
ゆかりの地をまわるバス・ツアー)は参加。
っていうか、別に行く度に絶対行きたい!ってわけではないんだけど、
他に行くところもそんなにない街なので、自然にそういう事に。。
ところで現在、ポールが家族と住んでいた家と、ジョンが住んでいた家が
ナショナル・トラスト所有になっていて、その2軒を廻り、中にも入れる
ツアーがあります。
'Mendips & 20 Forthlin Road' National Trust tour
これは、数年前から始まったようで、10数年前には
当然なかったわけで、去年の夏行く事になった時は、ぜひそのツアーに!
と思ったものの、母と叔母が一緒なので、やっぱりべたな方がいいかなー
とまたも「マジカル・・」にしたのでした。
ところが、母も叔母も「ペニー・レイン」も「ストロベリー・フィールド」
もまったく知らず。。英語ガイドのツアーなので、一生懸命
「これがペニー・レインで・・・これがポールの住んでた家で・・」とか
説明しても、まったくかすりもしませんでしたorz
一応ビートルズ世代なんやから、聞いた事ある、ぐらいの反応があるかと
期待したんだけど。。。
どっちにしてもどうせわからんのやったら、ナショナル・トラストのツアーに
したらよかった・・・と思っても後のまつり。
もうそうそうリバプールに来る事もないやろうなー。このツアーのためにわざ
わざ来るのもなんやし。まあ、また機会があったら・・・と思っていたところ。。
会社の同僚Oさんが日本で働いていた頃の元同僚Yさんが、イギリス人と結婚して
リバプールに住んでいて、遊びにおいでと言ってくれているので遊びに行くとの事。
英語があんまり得意じゃなくて、イギリス人の旦那さんとちゃんと話できるかなー
きまずい沈黙になったらどうしよう(>_<)などと、心配しているOさん。
リバプールって何があるの?というような話をしていたのに、なぜかいつのまにか
一緒に行く?という話に。行きたいけど、知り合いでもないのにいきなり行かれへん
やん!というと、聞いてみる!との事で、その後、いいって!旦那さんがポールファン
が来るって喜んでるらしいよ!と。どうも一緒に行ってほしいらしい(笑)
そうと決まれば早速バスの手配。オンラインでぽちっと購入。
往復で14ポンド。こういうのはイギリスは安くていいわー。
というわけで、急遽リバプール行きが決まったのでした(前置き長すぎ?)
土曜日の朝、8時出発のバスでヴィクトリア・コーチ・ステーションからリバプールへ。
所要時間5時間の旅の前半4時間。ずっとしゃべってて、最後の1時間で急に眠気に
襲われ爆睡。中途半端に寝たので、着いたらめっちゃ眠たい!もっと早く寝といたら
よかった。。
雨女の私にはめずらしく、めちゃめちゃいい天気。ちょっと風は冷たいけどいい気分。
予定通りに着いたものの、OさんがなんとYさんの携帯番号を控えてくるのを忘れた
って。。コーチステーションにはネットできるような所もなく、しかたなくYさんが
予定通り来てくれて無事会える事を祈って待つ事に。待つまでもなく、Yさん無事
到着。よかった!
初めましてのご挨拶もそこそこに、早速リバプール観光へ。
着いたのが1時だったので、ランチするところに向かいつつ、マシューストリートへ。
ここは、言わずと知れた「キャバーン・クラブ」(デビュー前のビートルズがライブを
していた)がある通りで、今はビートルズ・ショップなどが並び、完全にビートルズ
通りとなってます。
早速何軒かあるビートルズ・ショップへ。写真入りグッズとかポスターを買う気は
ないけど、イエロー・サブマリンシリーズとか、結構デザイン的にかわいいのが多い
ので、実際使える物で、値段が手頃だったら買ってもいいかなーと思ってたところ、
マグカップとグラスがかわいかったので、購入。グラスは同じ柄が2つセットなので、
Oさんと別の柄のをそれぞれ買って、1つ交換しよう!という事に。
けっこううれしい♪
(あとで、交換してみて初めて気づいた事実。大きさが違ってた。。。
ちょっとショック。)
今回の旅行で手に入れたグッズ。上の二つは二日目のツアーで購入したそれぞれの家のパンフレット。なんでコップの大きさが違うねん!
その後ぶらぶら歩いてアルバート・ドッグへ。ここにロンドンのテート・モダンの
分館があるのでその隣のテート・カフェでランチ。なんだかおしゃれでいい感じ。
そんなにお腹がすいてなかったのでサンドイッチをOさんとシャアして、スコーンを
それぞれ頼むという変なメニューにしました。どれもなかなかおいしかった♪
それに、ロンドンに比べて安い!リバプールの物価は、ロンドンの7〜8掛ぐらいの
感じがしました。
ランチの後、テート・モダンへ。こ、これも芸術なん?!っていうような物がいっぱい
あって、なかなかおもしろかった(笑)
それから、ビートルズ・ストーリーというアトラクションがあるので行ってみたけど、
なんとなく入場料払ってまで入る気がせず、入り口のショップをのぞくだけに。
翌日はナショナル・トラストのツアーに行くので、この日もし行けたらマジカル・ミス
テリー・ツアーに行こうか?とインフォメーション・センターで聞いてみたところ、
もう今日の分は予約いっぱいとの事。
ペニー・レインとストロベリー・フィールドはやっぱり行きたいなーと、そこだけまわる
としたら、どのぐらいかかるかYさんにタクシーと交渉してもらったところ、ツアーに
参加するより割安なので、行く事にしました。タクシーの運転手さんが、でも行っても
何もないよ、というような事を言ってきたけど、そこに行くって事に意味があるのよ!
その運転手さん、最初乗り気じゃなかったのに、ここをちょっと行ったらジョンの家が
あるけど、寄るか?とか、タクシーを入れて一緒に写真を撮るか?とかすごい積極的
にセールスをかけてきて笑ってしまった。タクシーを動かすのでペニー・レインの看板
と一緒に撮りたいか?と言ってるように聞こえたけど、そんな事言うわけないし、私の
英語の解釈が間違ってる?と思ったけど、やっぱりそう言ってた(笑)
黒のクラシックなタクシーならまだしも、新しい型の青い車で、別に一緒に撮っても
意味ないねんけど・・・(^_^;)
そんな感じで、とにかく必須ポイントのペニー・レインとストロベリー・フィールドで
写真を撮り、ついでに次の日来る予定やけど、近くだというので寄ってもらったジョン
の家の写真を撮って、ミニ・ツアー終了。駅に向かってもらいました。
Yさんの家は、リバプールから電車で40分ぐらいの所との事。明日のリターンチケット
もついでに買って電車に乗りました。着いた駅の周りは、なんだか高級住宅地。その
辺りにある店のレベルで、その地域のレベルって分かるのよね。
駅から歩いてちょっとのYさん宅。すんごいでかい家ばっかり並んでる通りにあって、
Oさんから「ジャグジーがあるらしい」と聞いてたので、広いお家なんやろうなーと思
ってたけど、はっきり言って想像をはるかに超えてました\(◎o◎)/!
ジョンさんという旦那さんと、ハリーという黒い大きめの犬がお出迎え。
犬が怖いOさんはびびりまくり。
ジョンさんは紳士的でやさしそうな大人って感じの人。
いいなー。こんな人、どこで見つけられるんやろう?(笑)
家に入ると、これまたすごい!いったい何部屋あるんやろう?って感じ。
うーん、カーテンやらクッションやら、置いてあるもの全てが上等そう。
うらやましい(T_T) こんな暮らしならさぞかし楽しいやろうなー。
イギリスはお金があれば、住むのにすごくいい所だとこの頃つくづく感じます。
日本ではお金がないならないなりに楽しく暮らしていけるけど、イギリスではかなり
つらい。ストレスたまる事もいっぱいあるし。。。
海外生活って日本にいると華やかに見えるけど実際はそうでもないのよね。。
って暗い話はこのぐらいにして(^_^;)
ディナーは、ジョンさんがレストランに連れて行ってくれる事に。
でもフットボールの試合が観たいので、終わってからのちょっと遅い時間になるけど、
いいかな?と。さすがイギリス人。やっぱりフットボール好きなんやねー。
フットボールの試合を一緒に観て、試合が長引いたのかまだ終わらないうちに、予約
の時間が近づいてきたので、みんなでレストランへ。
そこまでかしこまってはないけど、普段私がロンドンではいけないレベル(笑)の
おしゃれなレストランでした。フレンチかな?
スターターだけでもかなりのボリューム。めっちゃおいしい(T_T)
上品な味付けで、イギリスでこんなおいしいもの食べたの初めてかも。
メインもおいしくてお腹いっぱい。デザートはとても食べられませんでした。
それがちょっと残念やけど、大満足の食事でした。
ジョンさん、ごちそうさまでした<(_ _)>
Yさん夫婦宅に戻って、しばらくジョンさん所有のポールのビデオを観たり、ジョン
さんお気に入りのバンドのビデオを観たり。しばらくして次の日早いので、寝る事に。
でも寝る前にどうしてもしたい事が!そう、ジャグジーに入らなくては!!
結局ジャグジー機能は使わなかったけど、イギリスに来てから初めて(!)お湯を
ためて入りました。いやー、やっぱりお風呂はいいなー。
ところでこのバスルーム。びっくりの広さでした。今私がロンドンで借りてる部屋の
少なくとも1.5倍。へたしたら2倍ぐらいありました。Oさんもお風呂に入るのを楽しみ
にしてたのに、めっちゃ眠かったらしく、ちょっと寝るけど絶対起こして〜と言って
寝てしまったので、私が終わってから起こしました。
二人とも念願かなってかなり満足(笑)
次の日早いので早く寝なくては。何時間寝れるかなーと考えたら、なんと翌日午前1時
がちょうどサマー・タイムへの切り換え。という事は、本来の時間より1時間早く起き
なくてはいけない。。なんてこったい!なんで今日やねん!すごい損した気分。。。
そんなこんなで1日目終了。